〜追憶〜

 耳を澄ませば 蝉の声 懐かしさに 眼を細め  憶いを馳せる

 行く先も見えぬ旅路
 遥か彼方の貴方を想いながら
 交わした約束を 指折り数える

 どれだけ傷を負い 何度傷つけただろう
 痛みは 未だ消えず
 僕を責める

 追憶の果てに見た
 本当の念いと果てない絶望
 自分を嘲り 自傷に明け暮れた

 朧月が照らし出す 寂びた昔日の風景

 耳を澄ませば 蝉の声 懐かしさに 眼を細め  憶いを馳せる
 痛みは 未だ消えず
 胸で疼く

 

 

++後書き++

これいつ書いたやつだろう・・・(汗